チームマネジメントの難しさ
日々の仕事をしているとついつい忘れがちなこと、組織のミッションとか、どういうことが求められているかとかいうこと。
これは常に理解してなくてはならないことなのですが、なかなか日々忙しすぎて忘れてしまうことがありませんか。
30代前半でチームヘッドにアサインされたことは、私のキャリアのなかでも転機であり、チャンレジだったと思います。
管理職として4つのチームを率いて、総勢15人という大きいチームのリーダーでした。
マネージメントはもともと興味があったのですが、実際はなかなか上手く行かないことが多かったです。
日々同じチームの中でいっぱい問題が起きました。
私は、他部署との問題を折衝しているだけでいいのではなく、身内のチーム同士のコンフリクトも対処する必要がありました。しかも、女性ばかりのチームだったので、「好き・嫌い」というレベルのところから色んなことがありました。
たとえば、私が顧客の要望を伝えると、「客の要望が優先で、私たちのことを考えてくれないのですね」みたいにネガティブに思ってしまう人もいました。そのような態度はプロフェッショナルではないのですが、チームメンバーのマインドセットもやっぱり一人ひとりが違うわけですね。さらに、各チームのチームリーダーの意識レベルも、成熟度も違う。成熟度がすごい高い人は自分で問題が何かが分かっているので、自分のチームは自分で管理ができているのですが、自分のチームのマネジメントが全然できないチームリーダーもいて。。。そこに時間がかかってしまう。そうすると、他のチームのケアができなくなってしまって。そういうバランスをとるのも難しかったです。
この時期、私はいっぱい挫折を味わいました。
でも、考えてみれば、ここでの色々な体験がいま私がコーチングやってることに繋がってる気がします。
そして、この頃からコーチを雇うようになりました。