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2030SDGsゲームをアジア・アフリカの留学生に届けてきました!

今月上旬に、都内の大学における修士課程の授業の一環で、SDGsゲームを開催しました。

アルジェリア、南スーダン、モザンビーク、セネガル、ルワンダ、サウジアラビア、マレーシア、ベトナム、タイ、エチオピアからの留学生が20名ほど参加して、皆でゲームを体験した後、各自の研究が持続可能な社会のためにどんな風に貢献できるのかを考える場になりました。 彼らの発言や気づきは非常にリアルで、先進国の人よりも自分事になりやすいなあと思いました。 そこで発言してくれたセネガル人の留学生の子の素朴な疑問がとても印象的でした。 「SDGsって公平なんだろうか?」。 私は内心、よくぞ言ってくれた!と思いました。 散々地球を汚してきてしまったこと、そして、誰かの生活や人権が無視されていることなどに知らず知らずに加担してきた人たちが、私を含めて過去にも現在にも大勢いるのに、そこに新たに生まれてきた子どもたちにとっては、全然公平じゃないかもしれません。 そして、人は誰でも、自分が十分に満たされていないのに、他人に関心を持ったり、ましてや環境や社会をよくする余裕を持つことは非常に難しいのかもしれません。 では、SDGsの本質は何でしょうか。 これからの世界を創る若い世代が自分たちの未来をどうしたいのか。 そしていまの世界を創ってしまった大人たちは今から何ができるのか。 そしてさらに、そのために自分自身ができることは何か。 世界中のたくさんの方たちに、特に、あらゆる場のリーダーの皆さんが、それらを考えるきっかけになればいいなあと思っています。

(参加者アンケートより) ・このゲームはもっと良い世界にするための気づきを与えてくれました。ゲーム中は自分のゴールにフォーカスしていて、環境や社会を見落としていました。このセミナーを通して、ゴールに対する自分の考え方や態度がどうやって経済・環境・社会をバランスしていくかというように変わりました。(エチオピアの留学生) ・このゲームを通して自分の考え方を理解することができたので、今後、周りの人たちや世界と関わり方を改善していくことができると思う。 (南スーダンの留学生) ・とても楽しいゲームで、しかも、現実社会の見えない部分を知ることができた。(ルワンダ留学生)

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