傷口をそのまま見せること。そして、ベルリンで思ったこと
5月にベルリンを初めて訪問しました。
その時に私の体験を、NPO法人セブン・ジェネレーションズの記事として発表しました。
私はこの5月に初めてベルリンを訪問しました。
その時に見たこと、聞いたこと、思ったことをご報告します。
皆さんは、ベルリンと聞いて、何をイメージしますか?
ベルリンの壁をイメージする人もいるかもしれませんし、ベルリンフィルハーモニーをイメージする人もいるかもしれません。あるいは、そのどちらでもないかもしれません。
私にとってベルリンは、「ベルリンの壁」であり、分断の象徴でした。
そして、実際に行ってみて、以前のベルリンは「冷戦の象徴」でしたが、いまのベルリンは「平和の象徴」なんだと思いました。
街に出ると、トラムやバス、自転車で人々は忙しく自由に移動し、過去に壁があった場所は観光地になり、世界中から多くの人たちが訪れ、笑顔で記念撮影をしています。
そして、カフェや歩いている人たちから、様々な言語が聞こえてきます。英語、ドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語、etc。そして、近くの公園では、鳥のさえずりや子どもたちの笑い声が聞こえます。歴史的建造物も少しありますが、新しい高層ビルが立ち並ぶ大都市です。他のヨーロッパの街に比べると建物が新しいものが多いので、戦争で焼けてしまったのかもしれません。
つづきはこちら。