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真実を語ること、そしてそれを受け入れること


パリから東京行きの機内で「コンカッション」を見ました。実話に基づいた映画です。

昔の話かと思ったら最近の話だったのですね。

幼いころからアメフトを見ていたので、衝撃を受けました。

プロスポーツは商業ビジネス。快楽と収益を上げるためにその裏にある悲しい現実。

主人公の正直でまっすぐであるがための苦悩、そしてお互いの価値観を尊重することで理解しあえると信じる医師をウィル・スミスが演じています。アフリカ人らしい訛りが素朴さを表現します。

私が共感したのは、ウィルスミスに共感して一緒に行動を起こす元チームドクター。

内側でその世界にどっぷりつかっているとできないことがある。ときには外部からメスを入れるしかない。アレック・ボールドウインはそういう覚悟で古巣に挑戦します。

リーダーとして、真実を語ること、そしてそれを受け入れることのむずかしさ。

企業倫理の問題でたびたび議論されることでもあります。

それぞれの立場で信条を持つこと、そして、その時その時何を一番大事にするのか考えさせられました。

金融業界の外に出た私だからこそできること。 大事なことを大事にする勇気をもらいました。

『パークランド―ケネディ暗殺、真実の4日間』のピーター・ランデズマン監督が、ウィル・スミスを主演に迎えた医療ドラマ。

ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の選手の慢性外傷性脳症(CTE)を最初に発見した実在の医師ベネット・オマルの訴えと、事実を受け入れられないNFLの実態を描き出す。共演はアレック・ボールドウィン。

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